目的に合わせて考えよう!ランドローバーの選び方


ランドローバーらしい車がほしい場合

ランドローバーといえばあの箱のような角張ったデザインと高い車高です。その意匠が明確で誰しもがひと目見ればそうだとわかるのは、やはりクラシックレンジと呼ばれる初代レンジローバーでしょう。オールドスタイルで直線的なデザインは、今でも見劣りする事ないかっこよさがあります。値段の開きは比較的大きいですが、およそ350万円から600万円前後で取引されているようです。もう少し費用を抑えたいという場合は初代ディスカバリーも選択肢に入れると良いでしょう。こちらは70万円から130万円前後となり、初代レンジローバーと比べるとかなり低コストに抑えることができます。いわゆるレンジローバーの廉価版であるディスカバリーですが、レンジローバーで培った技術によって効率的にコストダウンを果たしているため性能が目立って落ちているというわけでもなく、乗り心地も悪くないでしょう。

乗ってて自慢できるようなランドローバーがほしい場合

お金に糸目をつけないのであれば、現行型となる4代目レンジローバーが良いでしょう。値段も驚きの1000万円~1400万円前後と非常に高価格ですが、ランドローバーの特徴である非常に高い悪路走行力と、高価なプレミア性が同居した文句のつけようがない名車です。レンジローバーは高級感のあるやや丸みのあるシルエットをしていますが、もっと無骨で男らしい物が欲しい場合はディフェンダーがおすすめです。値段の振れ幅が大きく、古いものだと350万円ほどですが、新しいものだと900万円前後と非常に高価なものもあります。角張った男らしいデザインと、悪路走行性に特化した実用性能でランドローバーの醍醐味を味わうことができるでしょう。

ランドローバーの中古車は店頭で見るだけでなく、併設されたオフロードコースで試乗できる体験型施設が2020年9月にオープン予定です。